ギターライフ

なんで足台を使うと演奏しやすいのか

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ギターを演奏するとき、私は座って足台を使うスタイルです。

高校時代からずっとそう。エレキギターは立って演奏することもあったけど。私のギターライフの9割は足台と一緒といっても過言じゃないくらい。

たまーに、近くに足台がなくて、(取りにいくのがめんどくさいから)「まーいいか」と足を組んで演奏をはじめるのですが、まーよくならなくて、結局足台を取りにいくっていう。

足台ないと、なんだかしっくりこないんです。

こんなことをしているうちに、なんで足台が自分にとって弾きやすいのか、わかるようになってきました。

ちなみに、私が使っているのはこれです。軽さ重視。家用と、持ち運び用の2個持っています。


足を組むと演奏しにくくなる理由

私は、カッコよく足を組むことができません。たいして長くないし・・・そんなわけで、足を組むこと自体、あまり上手ではないんです。

それも影響してか、足を組むと姿勢が不安定になりがち。骨盤が後ろに倒れちゃうんですよね。もしかすると、片足(おしり?)が椅子から浮くから、安定しなくなるのかも。

↑後傾してる / 後傾してない↑

こうなると、上半身のバランスをとるために、普段は必要じゃない力が入って、がんばっている感じになります。絵を見ても、左はバランスとりづらそうですよね。

がんばっちゃうと、ちょっと小難しいフレーズを弾くときに影響が出てきます。

一方、足台を使うと、片足をあげるという点では足を組むのと一緒ですが、しっかり地に足がついている感が出て、安定します。

そういうわけで、今のところ、足台を使っての演奏が、私にとってベストです。

椅子の高さ問題

足台を使うのはいいんですが・・・椅子も重要だったりして。

ライブの会場によって、椅子って違いますよね。私、すっごく苦手な椅子があるんです。

それは、高い椅子・・・

なぜなら、ふつうに座っても地面に足が届かないから。

足台を置く方は良くても、もう一方の足は、浅く座って、がんばって伸ばさないと地面に届かない。

そうすると、足台を使っているにも関わらず、足を組む時に出てきた、骨盤が後ろに倒れちゃう問題が起こります

これねー、本当にヒヤヒヤなんです。

こういう高い椅子に何度か当たった時は、こんなこともしました。

  1. 足台とストラップの二刀流 + 仕方ないので足台に両足を乗せる
  2. 椅子の脚に足台に乗せていない方の足を引っかけて、安定させる

②の方がしっくりきましたが・・・できるだけ当たりたくないな、というのが正直なところです。

高さが変えられて、かつ低い方までカバーできる椅子がいいですよね。

とは言っても、設備はどうしようもない面もあるので、タカラジェンヌのような体型になりたかっ会場の椅子は事前にチェックできると安心だなと思いました。


地に足ついてる感って大事

椅子の高さ問題に直面してから、文字どおり「地に足ついてる感」って、大事だなと思っていて。座っている場合は、足だけじゃなくて「おしりが椅子についてる感」も同じく

最近、身体を動かす系の課外活動をして、体感覚のセンサーみたいなものが今までよりもいい感じになっているのか、気づくことが増えました。

ギターって、演奏時は手ばかりに意識が向きますが、全身使っているんだなあと改めて感じます。ピアノで子どもが台を使うのも、きっと同じような理由なんだろうなーと。

演奏していて、うまくいかない時は「地に足がついている感」をチェックしてみると、何かヒントがあるかもしれません。

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