セッションやオープンマイクなど、一人でふらっと演奏しにいく時に、楽器以外に何を持って行くといいんだろう?と心配になることはありませんか?
特に、初参加であったり、初めての会場だとわからないことも多いですよね。
私もいくつかセッションやオープンマイクという形態の演奏に参加してみて、あってよかったと思ったものや、あった方が良いと思って次回までに購入したものがありました。
今回はそんな便利グッズをご紹介したいと思います。これからセッション・オープンマイクに参加してみようと思っている方はぜひご参考にしてみてください。
お役立ちグッズ5つ
今回ご紹介するのは、私が持って行って正解だった!と思ったものや、あった方が便利だったと思ったものを厳選しました。
会場に用意されていて必要のない時もありますが、初めての場所に行く時は持っていくと困らないかもしれません。
- 折りたたみギタースタンド
- スタンダード本(ireal Pro)
- 洗濯ばさみ
- ワイヤレスシステム
- スマホ用三脚
順番に説明していきます!
折りたたみギタースタンド
今回、最もおすすめしたいアイテムが、ケースに入る折りたたみサイズのスタンドです。
セッションだと参加人数が多い場合、ギタースタンドが自分の分まで回ってこない時があります。
ギターケースに入れておくという方もよく見るのですが、出番ごとに出し入れすることになり、準備が遅くなったり手間がかかります。
なので、小さめのギタースタンドを一つ持っておくとセッションでの機動力が上がります。オープンマイクの出番待ちにも便利です。
私が使用しているスタンドはCooperstandというものですが、最近は当時よりも値段が上がっているようです。
他のメーカーでも、折りたたむと薄くなるものなどいろいろ出ているので、ご自分に合うものを選んでみてください。
スタンダード本(ireal Pro)
その名の通り、スタンダード曲のリードシート(テーマや歌詞、コードが書いてある譜面)が載っている本です。
決め曲セッションの場合はあまり必要ありませんが、その場で曲を決めるようなセッションに参加する方は持っていると便利です。
セッションに行くと、ホストさんが持っていたり会場に置いてあることもありますが、自分でも1冊持っているとその場で知らない曲の確認ができます。
演奏する曲のジャンルによって使われる本は違いますが、私が行くところで使われているのはこちらです。
ジャズ系のセッションは黒本がメインです。vol.1と2がありますが、vol.1の曲を演奏する頻度が高いので、1だけあれば十分だと思います。
黄色い本は、持っていれば有名曲はそこそこカバーできます。ポップスからロック、ソウル、民謡に至るまで幅広いスタンダード曲が収録されていて、個人的にもかなり楽しめるのでお世話になっています。
また、冊子状のものではなく、スマホやタブレットで気軽にコード譜を見られるものとして、irealProというアプリがあります。
こちらはリードシートではないので、簡易的にコード進行を見たい時だけ使えるものになりますが、バッキングの演奏もしてくれるので持っておくと、アドリブ練習などにも役に立ちます。
自分でコードの入力もできるので、作曲している曲のコードメモなんかにも使えます。とにかく便利なので、有料ですが持っていて損はないと思います。
洗濯ばさみ
冊子状の楽譜を使う時に、ページの重みやエアコンなどでめくれないようにするためのものです。
演奏中に本が閉じてしまって迷子になると焦るので…
そもそもめくれないように演奏する楽譜はコピーのペラ紙を持っていく、タブレット表示をする、ということであれば必要はありませんが、冊子を使う方は持っていると便利です。
ワイヤレスシステム
特に、スタジオを大人数で使うセッションの時に重宝します。
スタジオでのセッションは演奏する人がアンプを交代して使うことになるため、大勢のシールドが床で混線します。
そんな時に、ワイヤレスシステムだと、片方はギターに付けっぱなしにして、受信側だけアンプに付け替えればいいので手間がかかりません。
注意することとしては、全く同じワイヤレスシステムを同時に使うと干渉してしまうので、予め自分のチャンネルをデフォルト以外のものにしておくか、同じものを使っている人がいたら話し合って別のチャンネルにしておくと安心です。
私が使っているのはXviveのものです。木目調のものなど、色展開が多いので、ギターに合うものをストラップ感覚で選べます。
スマホ用三脚
演奏している動画撮影をしたい場合に便利なアイテムです。
自分の演奏を後で振り返りたい!とか、他の人のプレイを参考にしたい!という方向け。
三脚もいろいろな形があるので、会場で設置できる箇所によって相性が良いもの、よくないものがありますが、安定している脚のものであれば机などに設置しても倒れる心配がありません。
場合によっては、フレキシブルに動かせるものが便利な会場もあります。グニャグニャ動く足をパイプ状のものに設置できます。
使えるものは使って良きセッションライフを
私がセッションに持っていって正解だった便利グッズを5つご紹介しました。
- 折りたたみギタースタンド
- スタンダード本(ireal Pro)
- 洗濯ばさみ
- ワイヤレスシステム
- スマホ用三脚
必要不可欠というわけではありませんが、持っているといらない心配をせずに演奏をより楽しむことができると思います。
セッション・オープンマイクに参加される方のご参考になれば幸いです!