みなさんは日々の練習、どこでしていますか?自室、リビングのソファー、防音室(うらやましい)などなどいろいろな答えが出てきそうですね!
練習する環境を整えるのは結構大事なことだと思っています。今の私の練習空間は毎日続けられることをテーマに作っています。
それってどういうこと?という感じだと思うので、私の練習空間をご紹介しながら練習環境を整える意味についてお話したいと思います。
ギター上手くなりたいけど、どうしても練習が続かないんだよなあ…と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
環境は行動を変える
毎日ギターの練習をする!と決めていても、忙しくてサボってしまい、それが1日だけと思っていたら2日、3日…と弾かない日が増えていたことはありませんか?
私も4年くらい前、そういう時がありました。当時は自室にはパソコン机と椅子、ベッドしかなく、椅子がギターを弾くにはちょっと高いので、ベッドに座る、床に座る、など練習場所が定まっていませんでした。
それが、ある日部屋に友人を呼んで遊べるようにとちゃぶ台のような低い机をひとつ導入したことで、通常はそこに練習に必要な道具を置き、床に座って練習する習慣が生まれました。
環境を変えることで自分の意思だけでは変えることができなかった行動を変えることができたというひとつの成功経験でした。
ここには成功した要素として、「練習するまでのめんどくさいことは済ませておく」ということが隠れていそうなので、それを解説します。
練習場所を決める
Apple社のジョブズ氏は黒タートルとジーンズといういつも決まった服を着ていることで有名です。これは服を決めるという行程を省いて日々のパフォーマンスを上げるためです。
これと同じように、毎日決まった場所で練習するというのも練習場所を決めるという一つの行程を省くことができます。
また、練習場所を決めておくと、そこに座ったら練習をするという日々の習慣づけもできます。
偶然のちゃぶ台から始まった私の練習習慣も、引っ越した後はベッドに座るかたちに変わりながらも「決まった場所で練習する」というスタイルは崩さず今も続いています。
ジャズギタリストの宇田さんも集中力を維持する方法として決まった場所で練習することをオススメされていました。
弾く以外のことに頭を使わない
ちゃぶ台の功績は練習場所以外にもありました。練習する道具を近くに置けるということです。
練習する時、チューナー、ピック、楽譜などの道具が必要になります。練習している途中で必要なものを取りに行くことは結構ストレスです。
できるだけ練習をする時には弾くこと以外に頭を使わず、練習場所に行ったらすぐに弾き始められるようにしたい。それが偶然にもちゃぶ台の登場によって達成されました。
最近の練習環境
私は今は自室ベッドの足元に練習空間を作っています。
毎日続けることをテーマに、ベッドの足元に譜面台や足台、ギタースタンドは置きっぱなしにしています。
そして、これまでベッド脇の小さな椅子に道具を所狭しと置いていたのですが、最近それをアップグレードしました。
3段のワゴンにアンプやシールド、ルーパー、楽譜、工具箱など練習に必要な道具を一箇所にまとめていつでも取り出せるようになりました。
ちょっとギーク的なんですが、インテリアとして部屋に馴染んでいるところも良いし、何より練習が快適で良い買い物をしたなあと思ったのでした。
意思決定を省いて習慣化しよう
私の場合はちゃぶ台を設置したことによって偶然にも毎日ギターを弾く習慣を定着させることができました。
今では意識的に意思決定の行程を省ける環境を作り出すことで練習を習慣化できるということを知っているので、より意思決定の行程を省くためのツールとして最後にご紹介した3段ワゴンの導入をしました。
これは私なりの工夫の結果、3段ワゴンという選択していますが、ご自分に合った環境を整えて皆さんも充実した音楽ライフを送ってください!