ギターライフ

姿勢が良くなると、上手くなるのか?

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健康のために、ボクシング的なフィットネスをやっているんですが・・・

なんだか最近、姿勢が良くなった気がするんです。

人からも「背が伸びた?」とか「顔がちっちゃくなった?」とか言われたりして。ちょっとだけ調子に乗っている今日このごろ。

前は猫背気味だったと思うんです。それが解消されている気がする。あと単純に、肩もそんなに凝らなくなってる。

いいことだらけじゃないかと。

あとね、見てくださいよ!これ!

演奏している写真のBefore Afterなんですけど。ちょっと見づらいけど、Afterの方が、猫背感がなくなってかっこいい気がする?

いやー、もっと早くやっておけばよかった!

じゃあ姿勢が良くなったところで、演奏の中身はどうなのよ?と。


最初に習うアレ

あなたはギターや楽器をはじめた時、最初にどんなことをチェックしましたか?

おそらくは、構え方。手の形や、肘の置き方、足はどうするのか…などについて、確認したんじゃないかと思います。

習うときも、教則本の最初の方のページにも、そんな説明がありますよね。

すっごく雑に言っちゃえば、姿勢の話が、最初に登場するんです。

直接教えてもらう場合は、実際に演奏しながら調整していくと思うんですけど。

一方通行タイプの教材だと、理想の「いい姿勢」がこれです、という感じのものが多いですよね。

書かれた時代によっては「角度は〇〇度で」とか「高さは〇〇センチで」とか厳密だったりして。

私は、所謂「いい姿勢」にすれば、演奏が良くなるという考えについては懐疑的です。

だって、自分がそうやって身につけたものじゃないから。

それに、過去に教わったそういう考えに縛られて、上達が妨げられていた人も見ているからです。

演奏が変わった瞬間

私は過去に、びっくりするぐらい演奏・・・というよりも音色かな?が変わった瞬間がありました。

それは、演奏のフォームが変わった時。

・・・なんだやっぱり姿勢変えてるじゃん!嘘つきめ!って思いました?

確かにフォームは変わるんです。でも、考え方が少し違って。

いつもと違うやり方で練習を重ねた結果、見た目が変わる。ニワトリタマゴみたいな話ですが。

「もっと理にかなった弾き方できないかなー?」が入り口にはありました。そこから、あーでもない、こーでもないって試行錯誤するうちに、いい感じのポイントに収束したというか。

いい感じになったところで、フォームも前と違うかたちになる。確かに、最初に言われたものに近い。

これって、今回の「ボクシングした結果、姿勢が良くなった」話と似てるところがあるなーと思っていて。

ボクシングをやって、どうして姿勢が良くなったのかを考えると・・・

普段は使えていない筋肉を使った結果、身体を支える筋力がついて、結果的に姿勢が良くなったんだと思うんです。

専門家じゃないので下手なことは言えないけど、「姿勢を良くしよう!」と思って形(結果)をなぞるだけでは、「いい姿勢」は手に入らなかったんだろうなと。

ちなみに「いい姿勢」が手に入って上手くなったかというと、残念ながらそういうことはあまりなく・・・あくまで立ち姿とか、見た感じ印象が良くなるってぐらい。

ああ、あと身体への負担は減ったかな〜?ぐらいです。


形にはこだわらなくていい

ボクシングをして筋力がついた結果、姿勢が良くなった。

ギターの方も、ギター筋じゃないけど、演奏に必要な動きを繰り返した結果、いい感じのフォームに収束していくんじゃないかと。

つまり、「姿勢を良くする→上手くなる」は怪しいけれど、「上手くなる→姿勢が良くなる」はあるのかなーと思うんです。

なので、変に「角度は〇〇度で!」みたいなことに拘らずに、どういう音を出したいのか、そのためには、どうやって弾くといいのか。

そういうところを試して、いい感じのポイントを見つけていくのが、上達の近道なんじゃないかなーと思います。

そういえば、前の記事で言ってた仮説、なかなかいい線いってたような気がする・・・私なりに身体のメンテナンスについて考えたことをお話ししてますので、よろしければコチラもどうぞ!