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歪みエフェクター探しの旅

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エフェクター、巷では沼とか終わりなき旅とか言われているので、買うのはドキドキします。

今回はブースター兼歪みとしてXoticのAC Boosterを購入しました。実は歪みエフェクターはこれで3台目。

エフェクターは数がありすぎてよくわからない、けどできたらピッタリなやつを1つだけ欲しい。当初そう思って1台目を決めたはずが結局ここにたどり着くまでに増えていきました。笑

せっかくなのでこれまでの歪みエフェクターも振り返りながら、購入したAC Boosterの感想と、エフェクターの選び方について考えてみたいと思います。


歴代歪みさん

私の歴代歪みエフェクターはこちらの2つ。たまたま選んでた時メモがわりに撮ったものに一緒に写ってましたが、別々に買いました。

dcdrive-and-bluesdriver

本当に初めての歪みがCarl MartinのDC Driveで、その後におなじみBOSSのBD-2を買いました。どちらも楽器屋さんの説明を聞いて、実際に音を出してみてから購入しています。

DC Drive(Carl Martin)

これを買う時はR&BやPOPS中心のいわゆるオシャレ系バンドで使おうとしてました。アコギとエレキ2台体制でエレキ担当の私が欲しかったのはこの2つの機能でした。

  1. ガッツリではなくちょっと歪ませてアコギの音とキャラクターを変える
  2. ソロの時に音量を上げられる

DC Driveは私が欲しかった複数の機能が一台にまとまっているお得なタイプということで楽器屋さんにおすすめされました。まとめるとこんな感じ。

  1. オーバードライブとクリーンブースターの2つの機能が一体になっている
  2. オーバードライブが「レギュラー」と「ファット」の2種類に切替えできる(音作りの幅が広い)

今販売されているDC Driveはクリーンブースターの機能が抜けたものが最新版みたいですね。

当時、両方一気に手に入るなんてお得じゃん!とは思ったけど、ブースターはすでにお気に入りを持っている人もいそうなので単機能のニーズの方が高そう。

ただ、これ1台で済ますというのにはちょうど良いので、はじめのエフェクターとして購入しました。

Blues Driver BD-2 (BOSS)

皆さんご存知、ブルースドライバー。DC Driveを購入する時と同じ条件で、別の楽器屋さん2軒くらいにおすすめされたのがブルースドライバーでした。

写真のような感じで歪みはブルースドライバー、音量はクリーンブースターという2台持ちを勧められました。

booster-and-bluesdriver

音の変化はDC Driveよりも大きく、ジャンルが変わったとしても使えそうな印象でした。

それもそのはず、後で調べたらあらゆる歪みを体験した人が最終的に戻ってくる歪みエフェクターと言われるくらいスタンダードらしい。

ですがいきなり2台買う想定はなかったのではじめはこちらは選ばず、後でかなりスポット的に「千本桜」を練習した時にジャリっとした音欲しさに導入しました。

日に日に感じるなんか違う感

エフェクターを購入してからだいぶ時は経ち、ギターもIbanezからセミアコメインになってからのお話です。楽器について詳しくは「2本目のギターにRozeoのセミアコを選んで良かったこと」という記事でご紹介しています。

私は社会人バンドサークルに参加するようになり、またエフェクターの出番が出てきました。

そこでは私はいわゆるオシャレ寄りな曲を演奏することが多いのですが、ちょっとした歪みが欲しい時に持っている2つを試してみると不都合が出てきました。

  1. 欲しい音よりもエグめに歪みがかかりすぎてしまう
  2. 中音域がつぶれてしまい、音が抜けない

たくさん演奏するようになって、思ったような音が出せない、けど全部クリーンでいくのはちょっと違うと思うことが増えてきました。

自分がやりたい曲にはこのエフェクターは合わないのかもしれない。…ではどのエフェクターなら思うような音が出るのか。

ネット上の情報をいろいろ見てはいたものの、まったく見当がつかずそっ閉じしていました…


ひとまずこれで落ち着いた

ずっと見て見ぬフリしてきたのですが、私が好きな感じの音の作り方をされているソエジマさん(@toshiki_soejima)のレッスンでついに何のエフェクターがオススメかを聞き、紹介していただいたのがXoticのAC Booster。

acbooster

使ってみてとてもしっくりきました。一番頭を悩ませていた中音域のつぶれがほとんどない

それでいて、GAINを上げればちゃんと歪んでくれるし、うっすらかけるととてもいい感じにギターの音がプリっとする

そうそう!これだよ!という感じでした。私の歪みの旅はひとまずここで落ち着きました。

早速セッションでも使ってきましたが、音作りにお褒めの言葉をいただけました!やったね!

選び方で気付いたこと

エフェクターは本当に数が多すぎて、候補すら見えてこないと選ぶのが本当に難しいですね。

そして最初に選んだものも、一応試奏して良さそうと思っていたはずなのにちょっとずつ理想と違うかも、と思い始めるので不思議だなあと思います。

はじめから正解は引き当てられないものだと割り切って買ったほうがいいのかも、と思ったくらいです。

まだ若干3台を通ってきて言うのもなんですが、エフェクターのオススメを聞くとしたら、自分が好きな音を出している人に聞くのが一番だと思いました。

そういう人が周りにいなくてお店の人に候補を出してもらう場合は、自分の演奏しているジャンルや、好きな音のギタリストを伝える方が音のイメージが共有できていいかもしれません。

私がはじめの2台を買う時はこの部分を伝えきれず、欲しい機能だけ伝えたのでそこそこ合格点が出るものしか出せなかったんだろうだなあと感じます。


最後に

エレキギターは楽器だけではなく、エフェクターからアンプまで含めてが音作りという初心者泣かせな部分もありつつ、幅広い音の選択肢があっておもしろいですね。

AC Boosterで納得のいく音になったので、しばらくは遊んで暮らせそうです。笑

まだまだ自分のものにしきれていないので、これからたくさん使って自分の音を探していきたいと思います!