私は中学時代からギターを続けています。始めたきっかけは、友人に連れていかれたマンドリン部(伴奏部隊としたギターパートがあります)の体験入部でギターを実際に触ってみて楽しそう!と思ったことでした。
はじめは候補にすら入っていなかった部活だったのですが、体験後即決してました。その日、帰宅して両親に報告したらウエノ家が揺れるぐらいの大騒ぎ。そのぐらいどうして!?という感じだったみたいです。
そんな一目惚れを果たしたギターが弾ける部活に入部して、気づいたら同級生の誰よりものめり込み、大人になっても続けていました。当時の私はこんな大人になるなんて想像してなかったでしょうね。笑
今回は自分がギターを続けている理由を紐解きながら、続けられる秘密を探っていきたいと思います。
これはギターに限らないので、ご自分の続けたいことに置き換えてお読みいただけたら嬉しいです!
飽きるってどういうこと?
私はギターが好きです。以前友人に「ギターに飽きることはないの?」と聞かれたことがあります。
そのとき自分が飽きるという想像がまったくつかず、そういう考え方もあるのかあ、とその一言がとても印象的でした。
この友人の何気ない一言から、たしかに自分がこれだけ続けられているのってすごいことなんだな、と思うようになりました。
そして、なぜ自分はこんなにギターが好きで続けることができたのか考え、私なりの答えを出しました。
続けられる三要素
- きっかけ
- 性格
- 成功体験
これが私が考える続けられる三要素です。
1と2は私の体験から結果そうなった、という感じなのですが、3は一番影響力があるのではないかと思います。
ここから一つずつ私というサンプルをもとに解説します。
きっかけ
冒頭にもお話したとおり、私がギターをはじめたきっかけはギターに触ってみて楽しそう!と思ったからです。
同じ部活に入った友人たちの中には「ギターを弾けるようになってバンドをやりたい」とか「◯◯に憧れて」という人もいましたが、私は入部当時、目的があるわけでも憧れの人がいるわけでもありませんでした。
私がギターに飽きなかった理由のひとつは、偶然にもギターそのものに魅力を感じたことなのではないかと思っています。
ギターと別の対象に憧れた場合はその憧れの対象が変わった時にギターへの情熱も変わってしまう可能性があります。
バンドでギターを弾きたい、というのもバンドをやることがゴールになるので、その後に何か目標を見つけないと飽きてしまうかもしれません。
そう考えると、いろいろなものを飛び越えてギターと出逢えたのは私にとってプラスに働いたのかなあ、と思っています。
性格
何かひとつのことを続けられる人は、飽きっぽくない人やオタク気質な人が多い気がします。
私はひとつのことを突き詰める癖があるというか、気に入ったらそればかり使っていたり、良いと思ったらそれにのめり込む癖があります。
そしてもうひとつ、コツコツやることが苦にならない、むしろ好きだったりします。
小学生の頃テレビゲームでどんどん先に進めるよりもレベル上げをするのが好きで、その対象がギターに変わった感じです。
この一点集中型な性格は時には良い方にも悪い方にも転ぶのですが、ギターを続けるということにおいては良い方向に作用したみたいです。
成功体験
何かを続けるのに、三要素の中でどれよりも、成功体験が一番重要な要素だと思います。
ポジティブな記憶で上書きされて忘れていたのですが、先日同級生と会った時に「中3のはじめくらいに部活をやめるか悩んでたよね」と言われました。本当に言われるまで忘れていたけど、そんな気もする。。
ですが、そんなことを上回る体験をその直後にしました。練習しているうちに、急に今まで苦労していたことができるようになった瞬間があり、急に世界が開けたような感覚をおぼえたのです。
先輩にも急に上達したことに驚かれました。それからギターを弾くのがどんどん楽しくなり、演奏会本番ではそれまでに味わったことのない感動体験をしました。
上達するということと、演奏して感動するという成功体験をほぼ同時期に経験し、ギターのことが本当に大好きになりました。この感動を追い求めて今もギターを続けています。
このあたりの詳しいエピソードはこちらの記事に書いていますので、よろしければ合わせてお読みください!
最後に
私の経験から続けられる人の三要素、きっかけ・性格・成功体験についてお話しました。
中でも成功体験はほかの二つを上回るパワーがあると感じています。
何か新しいことを始めて続けるためには小さなことでも成功を積み重ねていける環境に身を置くのが近道かもしれません。
この記事が何かを続けたい方の参考になれば幸いです!