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プリンタを導入したら練習が捗った話

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2年前まで自宅にプリンタがありませんでした。スマホがあるのでプリントアウトした紙を持ち歩くという習慣もなくなっていましたし、なくても不便に感じなかったためです。

当時はバンドで弾く曲の譜面もノートに書いていたのと、必要な譜面はレッスンの時に先生から貰っていたので、音楽活動面でも必要に迫られていませんでした。

そんなプリンタなしの生活を送っていたのですが、引越しで家電を購入した時にたまったポイントでプリンタを購入したら練習が捗る捗る…なんで今まで持っていなかったんだろうと思うくらいでした。

今回はプリンタを導入したことで変わったことについてお話したいと思います。


プリンタが無いという「当たり前」

プリンタを導入してハッとしたのはプリンタが無いことが当たり前になっていて、行動が制限されていたということです。

これが今回の記事の全てかもしれません。

ギターのレッスンに行くと、先生がカジュアルにいろいろ印刷して教材として渡してくださるのですが、プリンタがあるのが「当たり前」の人は気軽に印刷しますよね。

最近はYouTubeでレッスン動画を公開されている方も、副教材として譜面のpdfをつけていることがあります。

プリンタ導入によってこういうものを「プリンタがないからやらない」ではなく「とりあえず印刷して弾いてみる」に変えることができました。

プリンタを持っている方からすれば、うん、そうだよね、という感じなのですが、プリンタがなかった人にとっては大革命です。

プリンタがあるを「当たり前」にしただけで、もうめんどくさいから印刷しちゃおうという気持ちが生まれて練習に広がりができました。目から鱗です。

いきなり清書をやめる

プリンタ導入で一番捗ったのは譜起こしです。プリンタで白紙のコード譜や五線譜、TAB譜を印刷して、それに譜面を書くようになりました。

これまではコード譜はノートに自分で線を引き、五線譜やTAB譜はそれ専用ノートを用意して書くということをしていたため、すべて下書きなしの清書みたいな感覚でした。

そうなるときれいに書こうとしてしまうので、ノートに残して持ち運びたいものだけ書こう、という気持ちが働きます。これはたぶん私の性格の問題も大いにあるのですが…

数小節だけメモしたいということがあっても書かないという選択になり、プリンタがないのが「当たり前」の悪いところがばかり出ていました。

それが、白紙の譜面に書き込むスタイルに変えたら多少雑でもいいや、という感覚になってガシガシ譜面を書くようになり、結果的に練習が捗るようになりました。

それまでの数年間なんだったんだ…


web上のコード譜もプリント

プリンタを導入する前はバンドで演奏する曲のコードをノートに書き写していました。

web上によくある歌詞の上にコードが書いてあるものだと小節区切りが分かりづらくて苦手で、わざわざ小節線を書いたものに書き直していたのです。これが地味に弾く時間を奪われる…

実はこの後にコードをもとに自分が弾くことを決めたりする工程を考えると、実はコードは見るだけでOKです。であればコード譜を印刷してしまえばいい

なぜかプリンタを持っていないとこんな単純な発想も出てこないんです。当たり前になっているって本当にこわい。

プリンタを導入したら、コード譜をガサっと印刷してしまってからその上にいろいろメモをして、譜面に起こさないまま練習に入る、という工程になりました。

バンドで演奏する曲の準備はしっかり譜面に書かなくても弾いているうちに馴染んでくるので、コードを書き写している時間を弾く時間に変えることができました。

最後に

プリンタが既にご自宅にある方だと普段あまり感じないくらい小さなことかもしれません。それだけ生活に馴染んでいて見えづらいのですが、あるのとないのでは大きな違いでした。

環境を変えるだけでこんなに練習の捗り具合が変わるとは思っていなかったので、プリンタを持っていない方は場所が許す限り型落ちでもなんでも良いので導入をオススメします。

最近の悩みはプリントした楽譜たちをどうやって整理して、探したい時にすぐ出せるかです。みなさんのアイディアがあったら是非Twitterで教えてください。