ギターストラップ、どんなものを使われていますか?
ストラップはいろいろなデザインがあって、楽器屋さんで見るのも服を選ぶような感覚で楽しいですよね。
ただ、機能面やデザインで良いものを見つけても長さの面で諦めてしまうこともしばしば…
今回は特に女性や小柄な方、高めの位置で弾くのを好まれる方向けのストラップ、「短くできていいやつ」のご紹介をしたいと思います。
ストラップ選びの条件
ストラップを探す時にはだいたい長さ、機能性、デザインを比べて自分に合うものを選んでいくと思います。
私がこの3つをどのような優先順位で絞り込んでいるかというと、この順番です!
- 長さ
- 機能性
- デザイン
この順番である理由を含め私のストラップ選びの条件をご紹介していきたいと思います。
どれだけ短くできるか
ストラップの長さは演奏性に影響するので何よりも最優先です。ストラップはたくさん店頭に並んではいますが、短くできるものは少ないからです。
私はクラシックギターから入ったため、ネックを握るのではなく手首を出して押さえるのに慣れていて、低い位置で構える方法が弾きづらいと感じてしまいます。
さらに身長が高くないので、せめてストラップピン取り付け部から逆側までの長さが90〜100センチくらいにできるものが良いです。
はずれにくい
ストラップあるあるですが、急にストラップピンから外れて楽器が落下…という光景、見たことやご経験はありますか?
自分ではまだ経験がないのですが、これは人のを見るのも一種のトラウマですね…
大切な楽器が落下するなんて辛すぎるので、ストラップピンから外れにくそうなものを選びます。
ロックピンなどのストラップから外れないようにするアイテムも出ていますが、面倒なのでストラップだけで解決できるならそうしたいと思っています。
肩に負担がかかりにくい
エレキギターは重さがあるので長時間演奏したときに負担が少ないストラップだとありがたいですよね。
私はよく肩が凝ってしまうので、できれば素材にクッション性があるものだととても良いと思います。
シンプル
実はデザインにはそこまで多くは求めていません。シンプルであればいいや、という感じです。
柄がかわいいものを選んでしまうとほかの条件が合いづらいですが、シンプルなものであればほかの条件が合うものは多分見つかります。
「短くできていいやつ」2つ
先ほどご紹介したような条件で選んでいくと、選択肢は絞られてきます。私が使っていてよかったなーと思うものを2つご紹介します。
肩に負担がかからなくてストラップピンから外れにくいという機能性の両方を持っているストラップです。
デザインも、おしゃれなギターケースを作っているbasinerのものだけあってシンプルだけど高級感があって良いです。ギターケースとお揃いにできます。
このストラップで最も注目すべきはストラップピンに取り付ける部分です。独自のロック機構があり、楽器を落とさないぞ!という意気込みを感じます。
よく楽器屋さんのレジ横に置いてあるラバーのストラップロックより着脱しやすくて便利です。
長さは90センチ台までは短くできませんが、クッションによる厚みが多少あるので意外と取付部から逆側まで100センチ弱にしておけばなんとかなる長さです。
肩への負担を下げるために少しだけ通常のストラップよりも太くなっているので、ややゴツめには見えます。
ひとつだけマイナスポイントを挙げるとすると、ギブソン型のギターだとストラップピンがネックヒールについているため、ロック機構があるぶん、写真のように微妙にねじれてしまいます。
演奏性は問題ないですが、ちょっとだけ気になる…フェンダー型のストラップピン位置であれば問題なく使えると思います!
アウトドアブランドで、カツオドリ(ペンギンだと思ってました…)のロゴがかわいいCHUMSのストラップです。このブランドはギターケースやドラムスティックのケースなんかも作っています。
このストラップは女性向けなのか、かなり短く調整できる上に、カラーバリエーションが豊富でおしゃれでかわいい。
basinerほどストラップピンにかける部分が強固ではないけれど、取付け部分の周りがしっかり縫われているのでいつの間にか革がビロビロになってて外れやすくなったみたいなことがなさそうです。
短くできるストラップは、黒くてものすごーくシンプルなものであればそれなりに見つかるのかもしれませんが、機能性やちょっとだけおしゃれなのを求めると意外と見つからないものです。
今回ご紹介した2つはその中でやっと見つけたストラップなので、もし似たような条件でお探しの方のご参考になれば嬉しいです。